Mio Fertility Clinic不妊外来
開院31年の確かな実績をもとに、ご夫婦の夢を叶えます
不妊症の原因はご夫婦によって様々です。私たちはその原因にあわせた必要最小限の医療を行うことをモットーに、「あたたかな心と人の手の温もり」を伝えられるように心がけています。最高水準の医療設備のもと、豊富な知識と経験で高いクオリティの医療を提供いたします。ご負担なく通院していただけるよう、産科と独立した施設で診療しております。
Doctor Introduction
見尾 保幸YASUYUKI MIO
【資格】
- ● 日本産婦人科学会 専門医
- ● 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 生殖医療指導医
- ● 母体保護法指定医師
【所属学会】
- ● 日本産科婦人科学会
- ● 日本受精着床学会
- ● ヨーロッパ生殖医学会
- ● 日本細胞生物学会
- ● 日本卵子学会
- ● 日本生殖学会
- ● アメリカ生殖医学会
- ● 日本分子生物学会
- ● 日本産婦人科内視鏡学会
不妊治療を始める前に
不妊治療を始める前に妊娠について知ってください。妊娠の仕組みや心のケアなど動画でわかりやすく説明しています。
<動画コンテンツ>
- ・妊娠をするために知って欲しいこと
- ・卵子・精子・受精卵のおはなし
- ・モヤモヤをスッキリ!妊活中のストレスケア
チーム医療
最高の医療は医師の力だけでは不可能—そうした考えのもと、不妊外来を担当するスタッフはどの職種もプロフェッショナルです。ご夫婦の状況や気持ちにあわせて個別対応をする看護師、様々なデータ分析の結果からベストな培養環境を見極める胚培養士、地域別の助成金や手続きに精通した事務、妊娠に向けた身体づくりを食で支える管理栄養士、迷いや不安に寄り添い気持ちを軽くしてくれる臨床心理士、スタッフ全員があなたを応援しています。
確かな実績
当院はこれまでに、治療および研究の双方で高い評価を受けています。
- 1996年
- 山陰で初めての凍結受精卵による妊娠出産例を得る
- 1997年
- 山陰で初めての顕微授精による妊娠出産例を得る
- 1997年
- 山陰で初めての無精子症に関する顕微授精による妊娠出産例を得る
- 1997年
- 日本で初めてのクラインフェルター症候群患者に対する顕微授精による妊娠出産例を得る
- 2001年
- 第19回日本受精着床学会において平成13年度世界体外受精会議記念賞を受賞
- 2004年
- 世界で初めて受精の瞬間をシネマトグラフィーを用いた動画撮影により成功
- 2006年
- 第47回日本哺乳動物卵子学会において3つの学術奨励賞を受賞
- 2008年
- 第26回日本受精着床学会において平成20年度世界体外受精会議記念賞を受賞
- 2009年
- 第65回アメリカ生殖医学会(ASRM)において “Technical Achievement in Video 2009 Award”優秀賞を受賞
- 2010-13年
- アメリカ生殖医学会ビデオ部門で4年連続受賞
- 2012年
- 第15回日本IVF学会において最優秀賞受賞
- 2012年
- 第17回日本臨床エンブリオロジスト学会において優秀賞受賞
- 2012年
- PACIFIC COAST PEPRODUCTIVE SOCIETYにてOutstanding Paper Award受賞
- 2013年
- 第54回日本卵子学会において優秀発表賞受賞
- 2014年
- 第55回日本卵子学会(旧 日本哺乳動物卵子学会)にて学術奨励賞受賞 第17回日本IVF学会にて学術奨励賞受賞
- 2015年
- 平成27年度産科医療厚労省厚生労働大臣表彰(見尾院長) アメリカ生殖医学会ビデオ部門で5度目のAward受賞
- 2016年
- 第21回日本臨床エンブリオロジスト学会にて大会長賞受賞 アメリカ生殖医学会ビデオ部門で6度目のAward受賞
- 2019年
- 第38回日本受精着床学会において世界体外受精会議記念賞(臨床)受賞
充実した設備
ご夫婦の貴重な卵子、精子、受精卵をお預かりし大切に育むMFCラボラトリーは、当院の心臓部です。室内はNASAの最高水準をクリアした空調で管理され、受精卵などを培養する体外培養器や培養液も現有最高水準にとことんこだわり、可能な限り体内環境に近づけています。また、当院の研究を支えてきた研究専門施設「LABOX(ラボックス)」には、民間では世界でもまれな2台のレーザー顕微鏡を装備。治療の現場で生じた疑問をより深く考察する場として活用しています。
原因と検査
不妊の原因はご夫婦によって様々で、間違った知識で悩まれている方も多いのが現状です。まずは正しい知識を身に付けていただきたいと思います。
治療方法
不妊についての悩みの多くは、女性の自然な身体のリズムや排卵のタイミングを知ることで解決できます。しかし検査の結果何らかの原因が見つかった場合には、それに適した治療が必要となります。
新しい治療へのアプローチ
治療困難な不妊症例に対し、当院は、前核期における透明帯除去法(Zona Pellucida-free)(ZP-free)という新たなアプローチを見出したことにより妊娠例が得られ、その後、無事に出産された(2020年12月)症例についてご報告し、併せて、その治療法(培養法)について解説いたします。
医学的適応・社会的適応の側面から、配偶子の保存をご希望の方のご相談もお受けしております。医学的適応の場合、条件を満たすことができれば県からの費用の支援を受けられる場合があります。
医学的適応について(鳥取県HP)医学的適応・社会的適応の詳細については、まずご相談ください。
抗がん剤の治療を実施する前に卵巣を凍結保存したり、未受精卵(卵細胞)を採取して凍結保存したりして温存することで、がん治療後にお子さんを希望される際の治療に用いる事が可能となります。当院は妊孕性温存療法研究促進事業(公的助成事業)に参加しています。
妊娠のための相談
妊娠を希望しているけど、受診した方がいいのかな、どんな検査があるのかな、なかなか妊娠しないけど治療を続けていいのか等、受診前の方、受診中の方が様々な不安や心配ごとなどを相談できます。